Struggle for existence

カードゲームと勉強と思考

省察し、観察し

前に英語を勉強する!と言ってから大体2週間が経ちました。

言ってから一週間ぐらいは確かにずっと勉強してたよ。大体勉強してるかリスニングしてた。

その時も書いたかも知れないけど、あれは休憩を無くすことによって相対的に勉強がそんなに苦にならないのではないか?という考えに基づいている。ゲームだとかマンガを読んだ後に勉強するから勉強が嫌になるのであって、ずっと勉強してれば比較対象がなくなるから苦にならないんじゃないかって。

だがこの理論の脆いところは一回気を抜いてしまうと崩れてしまうところだ。

先週の日曜日、詳細は省くがかなりイライラすることがあってこの理論が崩れてしまった。どうにもならないイライラを発散せざるを得なかった。

 

そもそもなんであんなに根を詰めたような計画をしたかというと、目的を達成したいというのもあるが、過去の自分と比べてしまったというのが大きな一因だ。あの時はあんなに頑張れたのになぜ今はあの時のようにできないのか?そんな考えがずっと頭の中で渦巻いていた。というのがことの発端だ。


何かイライラした程度で脆く崩れてしまう計画には欠陥がある。では次の計画はどうしたら上手くいくのかを考えることにした。そこで考えたのは「今と頑張っていた時を比較、検討する」というものだ。具体的な手順は以下の通りだ。


1、自分の人生の中で頑張ったな、と言える場面をいくつか書きだす。

2、その場面それぞれに対し、その時なぜ頑張れたのか?というモチベーションをできるだけ書いていく。(あとでインセンティブと動機付けと言う言葉が出てきますが、それはモチベーションを生み出す刺激だと考えてください。)

3、そのモチベーションの強度、、そしてモチベーションが短期的なのか中長期的なものなのかを評価する

 

4つほど場面を書きだしたが、ここでは一番分かりやすいと思われる場面を一例として挙げる。それは僕が3月頃にずっとシャドウバースをやっていて、一ヵ月間ほとんどの期間ランキングに入り続けていた時だ。ここでのモチベーションは以下の通りだ。

競争心、現実逃避、自負、強さの証明、(勝てるから)楽しい、飽きのなさ(アニメを見たり、ゲームも同時にやっていた)、手軽さ(スマホでもPCでもどこでも)


上記は書き出した時のメモをコピペしたもので、考え付いたままに書き連ねたもので、特に精査などをしていないのを了承してくれ。

何個か説明していく。まず、考えていく中で思ったのがシャドウバースのインセンティブの多さだ。まず、試合が始まる。直後に相手と自分のポイントが表示される。僕は当時ランカーだったので当然相手よりもポイントは多い。ここで優越感が得られる。そして僕は当時一番強いと言われるデッキを使っていてなおかつアホみたいにやっていたから当然相手より強い。強いので勝つ。勝つと嬉しい。そしてポイントが貰える。ランキングを見れば、僕のハンドルネームがランキングに入っている。他のランカーより勝っていたら当然嬉しいし、ランキングから落ちそうであれば、落ちたくないとより頑張る。もし、シャドバのやりすぎでマンネリ化してきたとしてもアニメを見たり、ノベルゲームをやりながらできる。楽しいことをやりながらなので続けられる。そして外出先でもできる。一人暮らしなので、ずっとやっていても注意されることは無い。


一戦一戦インセンティブがあるんだからそりゃやるわ。プラスでアニメ、他のゲーム、ツイッターだとかができるもの大きい。他の場面においても基本的に短期的なインセンティブが複数あった。

 

一番重要なモチベーションは短期的なモチベーションです。将来に役立つ、みたいな長期的なものは弱いんですよ。医者や弁護士が儲かりそうなのは知っているけど、じゃあそれを目標に猛勉強できますか?多分無理です。たまにテレビとかで貧乏な家庭から医者や弁護士になった人とか出たりするけど、その人は学生の時に頻繁に金に関する困りごとがあって、そのたびに医者や弁護士になりたいな、と思ったはずだ。常にインセンティブがないと努力することなんてできない。

 

で、今のインセンティブなんですけど、中長期的なのばっかりだったんですよね。それこそ将来に役立つ、みたいな。強いて言えば回答が合っていた時が嬉しいってぐらいです。でも今やってる勉強は一回目は別に間違ってもいいけど二回目は絶対に間違わないって感じでやっていて、一回目の正誤にこだわっていないのでそんなに強いインセンティブではないです。

 

じゃあ短期的なインセンティブを付け加えられるかというとそれは無理そうでした。五感で考えると、まず視覚は無理。文章読んでるし。聴覚はなんとか。というかずっと何かしら音楽聴いてるから付け加えるって感じにはならない。次、触覚。おっぱいバレーか?却下。味覚。暴飲暴食はNG。そんなに食いしん坊じゃないし。嗅覚。何かのフェチかな?

 

ということで短期的なインセンティブを勉強以外から付け加えるのは無理があ
った。だからといって勉強それ自体に短期的なインセンティブをを持たせられるかっていうと、できるかも知れないけど効率を犠牲にせざるを得ないので却下。英語でアニメを見るとかですね。こんなことやってたら何年かかることやら。

 


結論からいうとずっと勉強するのはモチベーションが持たないので程々に勉強しようということになりました。頑張れた時期よりインセンティブが少ないのでそんなに頑張れないのは当然ということです。授業が終わっても18時までは図書館で勉強して、なおかつ移動時間等での勉強を含めると大体一日4~6時間ぐらいです。今期はどんな授業でも真面目に聞く、聞く必要が無いなら教科書を読むと決めているので、大学の授業の時間を加算すると10時間弱とかです。まぁこんなもんでしょ。作った次の日に改めて見直しても無理が無いと思える計画が良い計画です。想定外の遅れを頑張りという不確かなもので取り返す計画はダメな計画です。あと想定外を想定内に落とし込んでおくのも重要。

 

終わり(タイトルはハースストーンにカドガーのセリフなんだけど、合ってるかどうか確かめられなかったから正確かどうか分かんない。)